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金券ショップ、そこでまたコンサートチケットが安く売られるならまあ話はわかるんですけれども、高く売られる、いわゆるダフ屋行為を行われてしまうとか。それからコンサート会場の周りで不正商品といいますけれども、例えば矢沢永吉というロゴの入ったタオルのにせものが売られてしまうとか、それから我々のコンサートで多分会場の方々にもご迷惑をかけることがあると思いますが、カメラとかテープレコーダーの持ち込みに対して検査を今しております。不正な録音とか撮影をされてしまって、いわゆる海賊版になってしまうとか、それから翌日のコンサート会場へ行くと屋台があって生写真が売られているとか、そういったこともあるわけですね。今はもう帰り際になると、その日のコンサートの写真が売られているという状況であります。本当に追っかけっこなんですけれども、どんなにその入り口でカメラをつかまえても、いまは三脚まで含めて5人ぐらいがばらばらに分解して入場して中で組み立ててまた撮影するというようなこともあります。それから場合によってはビデオを回されているとか、どんなに厳戒にやってもなかなかこういうことって本当に追っかけっこで終わらないことなんです。これはこちらが根負けしてしまいますと、やっぱりアーチストの方々、それから作曲者とか作詞者の方々の著作権とか隣接権を損なうことになりますので、これは我々コンサートプロモーターとしても協力して守っていこうということをやっておりますし、会館の方々にもそのときにはそういった意味でご理解をいただいてご協力を願いたいというふうに思っております。
こういった本当はコンサートに関するの仕事をしているんですけれども、何かこう通産省とか警察とか、全然違ったところと音楽と関係ないような仕事ばかりやっているような団体なんです、きょうは私の24ぺ一ジに本当にメモ程度で恐縮なんですけれども、およそこんなお話でということで大和さんのOKをいただいたのでお話をさせていただきます。先ほど大和さんのお話の中で、15ぺ一ジの組織のお話がございましたけれども、そこで「<エージェント/プロモーター>」という枠がありまして−マネージメント協会さんとコンサートプロモーター協会と私どもと、非常に似通ったような名前の団体がございます。重なってしまいますが、お話ししますと、マネージメント協会さんは昨年ですか社団法人化されたわけですけれども、皆さんがご承知のように、神原さんとか梶本さんとか、いわゆるクラシックのアーチストマネージメント兼、大都市では自分たちで手打ちの興行をなさって、それから各地域の会館にそのプログラムを販売しているという方々であります。コンサートプロモーター協会というのは、うちの協会とマネージメント協会さんと、これは一番古いんですけれども、重なっている団体で、主に海外からアーチストを招聘す

 

 

 

 

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